一定期間更新がないため広告を表示しています
COCOさんにちょっとお前調べてこいといわれたので三国時代の食卓事情をちょっとだけ
【お酒】
蒸溜する技術がなかったので基本どぶろく
何度も発酵させることによってアルコール殿高い物も作ってはいたが
基本的にそんなにアルコール度は高くない。
お酒の口直しはサトウキビだったとか。
(ちなみにサトウキビはあってもこの時代砂糖は在りません。基本的に蒸溜することは考えなかったみたいですね)
【主食】
タダでさえ上下左右に長い三国時代当然来たと南では食べるものも違います
魏(北代表):麦・粟・ヒエなどの雑穀 麺類(ほうとうのようなもの)ゆでたり焼いたりしてたらしい
呉(南代表):米 飯(ただし蒸した米) 粥
一般人:主食+野菜(豆)
上流階級:一般人+肉
野菜は当時とりあえず食の付け合せ程度の扱だったようです。
代表的な野菜は大根、白菜、ほうれん草、蓮、ネギ、カブ(諸葛菜)で
貧しい土地ではほぼカブです。
肉は基本的に高級食材、家畜ということになるのでやっぱりお金持しか食べられなかったみたいです
ちなみに此処にもやっぱり南北で違いが出ます。
北:牛・羊
南:ブタ・魚
吉川三国志では劉備が羊を食べています、肉のランクとしてはこの時代牛より羊肉の方が大事なときに食べるものだったらしいです。(ちなみに最下位は犬です)
生肉でもたべたよー(案の定疫病や寄生虫の害にあってます)
味付けは基本的に塩・醤や胡とよばれた胡椒みたいなものです。
意外にもこの時代唐辛子はまだありません。
醤はあれどラー油はないのね。
ちなみに食人もありましたよ
【果物】
なつめをはじめとして杏、スモモ、桃、梅、びわ、みかんが食べられていたようです
ただし当時、当然冷蔵庫はないので干したりしても食べてました。
【宴会】
基本的にテーブルは使わずにコの字型にござを敷いて行われ、ホストがどんなに身分の低い客人でもお酌して回ったそうです。
「太牢」と呼ばれる最高コースは羊・牛・豚をそろえて行われ、それ以外は大型の魚の刺身にスッポン・熊の手(右手が最高級)など手に入りにくい食材を使ってもてなしたそうです